しつけにテクニックは不要!しつけに躍起な親=会社の上司だと気づいた話

子育ての魅力化_しつけ_掃除 しつけの魅力化

保育園に通っていない子は、多くの家庭では.

『母親ひとりがほぼ全ての子育てを担っている』『こどもの育ちは、ほぼ全て自分(母親)の肩にかかっている』

と、思ってしまう。

  • 子どもが好き嫌いするのは自分のせいかしら
  • お友達を叩いたり噛み付いたりするのは、自分の育て方が悪かったせいかしら
  • 言うことを聞かないのは甘やかしすぎたせいか

とか。

子育てにとっての大きな悩みの1つ『しつけ』。

我が家でも、もちろん子育ての大きなテーマの1つだけど、夫婦で話し合うと意外なところに着地したので、今日はその話。

ママがしつけに躍起になるのは社会のせい?

街に出ると、子どもがぐずった時なんかに、世間様からしつけがなってないとばかりの冷たい目を向けられる。

これは母親なら誰もが経験したことがあるんじゃないか?

電車に乗るためにベビーカーをたたみ、オムツやら着替えやらで大量の荷物を抱え、泣きわめく下の子をどうにかしようと必死になっているスキに、上の子が靴をはいたまま座席にのぼろうものなら、最低限のマナーすら守れない母子として厳しく評価される。

母親は、子どもがどう育つか、どう振る舞うかは全て自分の責任のような気がして、24時間365日、どこにいても過大なプレッシャーを感じ続けている。

『ちゃんとしつけをしなきゃ』『いい子に育てなきゃ』と母親だけが追い詰められる家族構造や社会が出来上がってしまっている。

母親が子どものしつけに躍起になるのも無理はない。

追い詰められて手をあげたり虐待にまでエスカレートすることも、決していけないことではあるけれども、そんな母親の苦しみや葛藤は痛いほどわかる。

しつけについて夫婦で考え抜いた一応の答え

子育ての魅力化_しつけ_食事

そんな重大問題の『しつけ』

以前の記事でも触れたが、我が家ではしつけと称する体罰はしない。

叩かないしつけのススメ。叩かず・怒鳴らず・粘り強く!
子どものしつけは子育ての悩みの中でも特に難しいテーマ。我が家は「叩かないしつけ」が絶対のルール。私自身が幼少期に父親から叩かれた記憶があるが肝心の「何がダメか」は覚えていない。残るのは痛みの記憶だけ。叩かないで伝えるにはパワーもいるけど、親の成長チャンスでもある。

ではどうするか?

子どもの一挙手一投足、ツッコミどころ満載で、言いたいこと・注意したいことは山ほどある。

かといって、しつけのためにそれらに逐一口を出していたら、どうなるか?

口を開けば注意と叱言ばかり、何をしてもしなくてもアレコレ言う親のことばなんて、聞きたくもなくなるだろう。

そこで我が家では、アレコレ細かく注意するのではなく、

『親(大人)のことばに耳を傾けられるようにすること』を優先させることにした。

しつけはテクニックで解決する問題か?

しつけに関する悩み相談の回答を見てると、

  • パペット人形に語らせる
  • 子どもに共感を示してから、伝えたいことを言う

など、テクニックを紹介するサイトが結構ある。

極端なところでは、言うことを聞けなかった場合は、お仕置き部屋に一定時間閉じ込めるっていう信じられない手段まで出てきた。

これらの方法論は、まさに現場でどのように対処すればいいかということが前提になってる。

だから、最も効果的に子どもに声を届けるためにはこうやったらいいですよというテクニックが大事な要素になる。

こういう方法で、うまくしつけられることも確かにあるんだろう。

でも、しつけって、実はしつけたい場面やテクニックがうんぬんの問題ではないんじゃないか?

しつけを子どもの視点で考えたら上司の顔が思い浮かんだ!?

しつけって、子どもからの視点で捉えると、『自分がやりたいことを制限される』ことがほとんど。

  • ほんとは思いっきり走り回りたいけど、車がくるから危ないと制限される
  • お皿に並んでるものをぐちゃぐちゃにして手で食べたいけど、スプーンやフォークを使って食べなさいと注意される
  • おっきな声で歌いたいけど、ここは電車の中だから静かにしなさいと抑え込まれる

とにかく、やったこと・やりたいことを否定される。

親からしてみれば、

  • 車通りが多い道路では、あっちこっち走り回って欲しくない
  • 食事のときは、最低限のマナーを守ってほしい
  • 電車やバスに乗ったときは、できるだけ騒がずに座っていてほしい

など、子どもにリクエストしたいことは、挙げればキリがない。

その上、事件は現場で起きてるわけだから、その現場現場で適切なしつけをしなきゃとも思う。

だから、どうやったら効果的にしつけられるかっていうテクニックは結構気になるのも事実。

でも、手を変え品を変えテクニックを駆使されても、結局は自分のやりたいことやったことをあれこれ制限されるんなら、子どもにとってはうっとうしいことに変わりはない。

こういう指摘って、『職場で上司から教育される自分』に置き換えるとうっとうしさを実感できる。

この上司、口を開けばいっつもガミガミうるせぇな〜

今日も朝から何かと思えば、アレコレ細かいことをネチネチと・・・、

次第に、アイツと目が合うだけでウンザリするわ

ってならない? 少なくとも私はなる。

ほんとにしつけを考えるなら、親子の信頼関係に行き着く

じゃあ、うっとうしいパパ・ママにならないためにはどうしたらいいんだろう?

簡単だ。

うっとうしくならなければいい!

うっとうしくないパパ・ママとは、子どもとの関係性を築けているパパ・ママってこと。

この人(大人)のことばに耳を貸そうっていうふうな関係性が築けているかが大事なんだと思う。

我が家では、次のようなことを意識していてる。

そうすると、親子の関係性は自然といいものになってく。

  • 『大好きだよ』『愛してるよ』と大切な存在であることを伝えること
れい
れい

パパとママは、ボクのことをを認めてくれる人なんだ!

  • 楽しいこと、嬉しいこと、感動を一緒に味わうこと
れい
れい

パパとママは、ボクがすることに関心をもってくれてるんだ!

  • 気持ちを共有すること
れい
れい

パパとママは、ボクの気持ちをわかってくれてるんだ!

  • 嘘をつかないこと
れい
れい

パパとママの言ったことは信じても大丈夫なんだ!

  • 一貫性を保つこと(親の機嫌やコンディション次第で言動をブラさない)←コレ結構大事!
れい
れい

(昨日はああ言ってたのに、今日はこう言ってる…って混乱しないから)

パパ・ママと安心してお話しができるぞ!

こういう関係性が出来上がっていると、子どもは、間違いなく親(大人)のことばに聞く耳をもってくれる。

しつけは親がムキになればなるほど失敗する

加えて、うっとうしくないパパ・ママになるためには、

大抵のことには目をつぶることも大事。

  • 醤油のかけすぎは困るけど、ゴマがドバッとかかったくらいなら毒じゃないでしょ
  • 食べこぼしなんて、大人のパパだってするよ
  • 1日や2日、お風呂に入らなくったって病気になるわけじゃないって
  • 洗面台が水浸しになったら、それだけ一生懸命に顔を洗ったんだなって思いながら拭いとけばいい

とにかく、大勢に影響がないことは極力を目をつぶる。親のストレスも減るし、一石二鳥

そのくらいの軽い気持ちでいいんじゃないか?

パパ
パパ

まあ、いうほど簡単じゃないけど…

しつけしつけって、親がムキになればなるほど、子どもにとってはうっとうしいのは事実。

大抵のことは、成長段階に応じて自然と習得していくはず。

もう少し子どもの自然の成長を見守りながら、親も肩の力を抜いて接してみてはどうかな?

まとめ

子育ての魅力化_しつけ_こぼす

しつけってその時々、場面場面で親が子に対して、どんな言動をとって子どもに言い聞かせることができるかっていうことにフォーカスされがちだけど、

上命下服の主従関係だったり、コントロールできるできないっていう話じゃない。

むしろ、命令に従わせる・コントロールの対象と捉えた時点で、しつけではなく、親のエゴの押し付けになる気がする。それこそうっとうしい。

それよりも、子どもが親の話を聞こうと思えるような親子の関係性をつくることに注力する。

まあ、肩の力抜いて・・・と言いたいとこだけど、

子どもが親の話を聞こうと思うかどうかなんて、裏を返せば、親が試されているってことなんだろうな。

あとがき

身近な例で、大人の言葉をスルーするスキルを身につけてしまっている子と触れる機会があった。

誰に何を言われても、スルーする。言葉がもう届かない(ウンザリしちゃってる)。

きっと、普段から親からいろんなことを注意され続け、自分のやりたいこともやらせてもらえず、自分を守る防衛本能的に大人のことばをスルーする術を身につけたんだろう。

大人全般に対する信頼感が失われちゃっていて、この人のことばを聞いていいんだなっていう安心感がない。

こうなると、しつけどころの話じゃない。

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