叩かないしつけのススメ。叩かず・怒鳴らず・粘り強く!

子育ての魅力化_しつけ03 しつけの魅力化

前の投稿で『どんな理由があっても人を傷つけること(=暴力)はダメ!』というのが我が家の方針だということを話した。

アンパンマンを、我が家のR6指定アニメに認定した話
子どものしつけは子育ての魅力の1つだし親が育つ絶好のチャンス!我が家ではアンパンマンは見せない。『どんな理由があっても人を傷つけること(=暴力)はダメ!』というのが理由。よくもわるくも親次第だから、日頃から常識を疑い教養を養いモノサシを磨き続けるのが親の役目。

当然、子どものしつけについても、叩いてしつけることは絶対にしない。

お友達を叩いちゃいけないって教えておきながら、親が子どもを叩いていいわけがない。

とにかく、自分や人を傷つけることは絶対にダメなのだ。

叩くしつけで残るのは、叩かれた痛みの記憶だけ

子育てをする中で、精神的にも肉体的にも追い詰められることがある。

日本語が通じない相手に、イヤイヤ・ギャーギャー感情をぶつけられ続けると、こっちも追い詰められて手を上げそうになったことも一度や二度じゃない。

だけど、

子どもを叩くことには何の意味もない。

私が幼少期の頃の記憶では、父親にお尻を丸出しにされバシバシ叩かれたことが何度かある。

なぜ叩かれたのかは覚えていないけど、叩かれた記憶だけは残っている。

結構なイタズラ好きだったから、おそらく、何か取り返しがつかなくなってしまうような言動があったんだろう。

でも、その言動が何かを覚えてない。

私の親としては、

『◯◯することは絶対にダメ!』。それを痛みを持って理解させなければならない!

というような趣旨なんだと思う。

けど、大人になって、叩かれた理由なんて覚えてない。

結局その程度なんだと思う。

叩かれたという記憶が痛烈に残っているだけで、その痛みのせいなのか衝撃的な出来事だったからかはわからないけど、肝心の『何がダメだったか』を学んでない。(当時は学んだのかもしれないけど)

こんな原体験があったことも左右してか、我が家では

『子どものしつけに叩くことは絶対にしない』

と決めた。

叩かないしつけ。じゃあ、どうする?

子育ての魅力化_しつけ04

ではどうするのか?

ことばで伝える。ひたすら伝え続ける。

4歳にも満たない息子とノーガードで話し合う。

そうすることに決めた。

けどこれ、結構シンドイ。

経験ありません?

なんで? どうして?攻撃

本題にたどり着くまでに、子どもの好奇心がモグラ叩きよろしくポコポコ顔を出す。。

モグラたちをかき分けて本丸に切り込んでも、今度は言葉の意味という溝が何重にも横たわってる。

中には、答えのない溝もあるし、哲学的な命題に関わる溝もあって、何度も溺れそうになる。

「世の中ってなに?」って聞かれて、子どもでもわかるような説明をできる親いる?

モグラを叩き、溺れかけの溝から這い上がって、

やっとの想いで伝えられたことって、極々わずかのこと。

それでも、ダメなことを痛みをもって教え込むということはしたくない。

真剣に話せば伝わるはず。

どうせわかんないからって、適当にごまかしたらせっかくの子どもの成長のチャンスをムダにしちゃう。

わからないなりに必死でわかろうとするし、こっちが本気なら子どもも『ヤベぇ、いつもと様子が違う』って感じるはず。

ことばの意味やいろんな概念がわかんなくても、こっちがいつもとは違う真剣さで向き合ってることは絶対に感じてる。

なんなら、それで十分でしょ。

叩かないしつけの魅力

子どものことがもっと愛おしくなる

「叩かない」と決めた以上、子どもがどんな『悪いこと』をしたとしても、子どもとコミュニケーションを取らなければならなくなる。

パパもママも、とにかく子どもの気持ちをキャッチできるように質問したり想いを伝えたり、とにかく試行錯誤を繰り返しながら、子どもに『悪いこと』を理解させようとする。

親が子どもの気持ちをキャッチしようと努力することで、子ども自身がパパとママにわかってもらえた、大切にされている、愛されているということを感じることができ、自然と絆も深まっていく。

ときにはいっちょまえに言い訳もしてくるようになる。

大人から見ればかなりムリがある言い訳でも、3歳の子どもが必死になって考えた言い訳だと思うと、それもまた愛おしい。

叩かないしつけの難点

1つだけ『叩かないしつけ』には難点がある。

それは、『親自身の心身が疲弊しているとムリ』ということ。

仕事や家事で疲れが溜まっているとき、夜泣きのせいでほとんど睡眠をとれていないとき・・・

とにかく子育ては疲れとの戦いでしょ。

毎日のように密室で子どもと向き合い続けるなんて、修行僧並みの忍耐力と精神力が求められるもん。

思い通りにいかないことの方がむしろ普通。

そんな状態で、子どもの気持ちをキャッチしろと言われても、そりゃムリでしょってなるよ。

普通に子育てしてれば、パパもママもどっかしら不調を抱えてるのがあたりまえなんだもん。

ベストコンディションでいられることなんて、ないに等しい。

確かに、コンディションの良いときに『悪いこと』をしてくれれば、こっちも腰を据えて向き合えるけど、

だいたいは子どもがなかなか言うことを聞いてなくて、こっちのストレスが溜まりつつあるときに、トドメを刺すような感じで『悪いこと』をする。

爆発寸前のイライラやストレスを抑えて、気持ちをコントロールするのって、それだけで結構なエネルギーを消耗する。

最後に

子育ての魅力化_しつけ05

繰り返すけど、叩きたくなる気持ちもいたいほど分かる。

だけど、『自分や人を傷つけることは問答無用でダメ』と教えるなら、まず親がそれを体現しなきゃいけない。

理屈っぽく教えたことよりも、親の姿を見て、感じ、学んだことのほうが身になる。

そのために、親自身が気持ちをコントロールできるようにしないといけないよね。

だから、とにかく有事の際は、自分に言い聞かせる。

  • 相手は、世界で一番大切な子だ!
  • しつけと称した体罰は、親のエゴだ!
  • 子どもは、親の姿を映す鏡なんだ!

子どものしつけは、ほんとに子育ての大きな悩みの1つ。

だからこそ、真剣に取り組まなくちゃいけない。

それに、家庭ごとの色が顕著に現れるテーマでもあるから、パパとママがお互いに考えや方向性を話し合っておくことも重要なこと。

子どものしつけに向き合うことは、そのまま親自身の内面とも向き合う絶好のチャンス。

子育ては、親育てだと思うゆえんがここにもある。

子育ては、魅力的なプロジェクトだ!

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