アンパンマンを、我が家のR6指定アニメに認定した話

しつけの魅力化_01 しつけの魅力化

アンパンマンの安定感は半端ない(らしい)。

これはまぎれもない事実(らしい)。

アンパンマンからいただく恩恵としては、

  • アンパンマンを観ている間は、とりあえず時間を確保できる(らしい)
  • アンパンマンが「ピーマン食べて欲しいって!」と言えば、ピーマンも食べる(らしい)
  • オムツ替え時にアンパンマンのぬいぐるみを抱いていれば、落ち着いた状態で替えられる(らしい)

などなど

らしい』としたのは、我が家にはアンパンマンがいないからだ。

アンパンチは、風邪薬!?政権への批判!?

我が家にアンパンマンがいないのには理由がある。

それは、

『アンパンチが、ばいきんまんとの交渉術として正しいことだと思えない』から。

状況を打開する手段、物事の解決を図る手段、自分の主張を貫く手段として暴力に頼ることを正義だと思ってほしくない。

確かに、わるいのは先制攻撃を仕掛けてくるばいきんまんであり、アンパンチは正当防衛なのかもしれない。

だけど、『やったらやり返す』があたりまえにまかり通るとは思ってほしくない。

ちなみに、原作者のやなせたかしさんは、アンパンチ反対派に対してこんな風な反論をしていた。

アンパンマンが暴力的だ、と言っている人に、俺はこう言うんだ。

「じゃああなたは風邪をひいたとき、バイ菌を殺しちゃかわいそうだからと言ってそのままにするんですか?

風邪薬を飲みますよね。

薬を飲むということは、バイ菌に対してアンパンチを喰らわせているのと同じなんです。

かと言って、治ったらもう風邪をひかないかといえば、またひくんですね。

アンパンマンとばいきんまんの闘いはそうやってずっと続いていく。

でもそれが健全な状態なんです。

国家でも、独裁国家で反対がないというのは危険な状態で、その国はいずれ滅亡します」

要するに、アンパンチは「風邪薬を飲む」「国家権力に反論する」ことを象徴したものだということ。

ちょっと背伸びした屁理屈のような「アンパンマン批判」じゃ敵わないそうもない。

さすがだ!

だけど、こんな高尚な意図を3歳児が汲み取れるのか?

あ〜、なんだか熱っぽいな〜。風邪か?

おっ! そうだそうだ、これはばいきんまんの宣戦布告に違いない!

風邪薬を飲んで、反撃しなければ、こっちがやられてしまう!

いざ、勝負っっ!

うっ… にがい

良薬口に苦しだ! くらえ、アンパ〜ンチ!

… 

これで、この街にも平和が訪れる。

しかし、この平和も永遠には続かない。

来週もまた、風邪をひくんだろう・・・

そんなことはわかってる。だけど・・・

せめて今だけはこの安息の中で眠らせてくれ。

to be continued…

こんな息子嫌だ。

子どもは善悪も分からずに見たもの聞いたものをマネする

子育ての魅力化_しつけ01

アンパンチでバイキンマンが飛んでくなんて、そんな衝撃的な映像、強く印象付けられるに決まってる。

絶対にマネする。

親が『暴力はダメ』と教えてるのにアンパンチが正義だというアニメを見せるなんて、矛盾してる気がして。

理解力・思考力・想像力が未熟なうちは、やなせたかしさんの意図なんて汲み取れるはずがない。

『アンパンマンはやってるのに』とか『悪いことをするばいきんまんには暴力をふるっていいの?』などと混乱するだけ。

いけない事をしたお友達に、正義を振りかざしてパンチを食らわす子になりかねない。

どんな理由があろうとも、人を傷つける(=暴力)はダメ!

我が家の方針は『どんな理由があっても人を傷つけること(=暴力)はダメ!』

『ダメ』という否定のしかたはなるべく使わないよう心がけているけど、

自分を傷つけること、人を傷つけることは、問答無用でダメ!

まわりくどい理屈なんていらない、ダメなものはダメ!

風邪薬を飲むのとはわけが違う。

政権批判をするなら声をあげればいい。

アンパンマンのアニメを見せるのは、少なくとも『人を傷つけることが問答無用でダメなこと』という原則が、理屈じゃなくてカラダに染み付いてからにしたい。

アンパンチを見て、安易に暴力をふるうアンパンマンにモノ申せるくらいになってからにしたい。

完全温室で育てるつもりはないけど、子どもの成長に合わせて、親がある程度与えるものを取捨選択したいと思う。

18禁の映画と同じ。

18禁のアンパンマン❤️

これはこれでちょっと気になる・・・

最後に

子育ての魅力化_しつけ02

この取捨選択には、パパとママの価値観やものごとの捉え方がそっくりそのまま反映されてしまう。

主観や偏見が混じることだってある。

よくもわるくも、親次第。

何が正解かはわからないし、そもそも正解があるかどうかもわからない。

親自身が日頃から、常識を疑い教養を養いないながらモノサシを磨き続けるしかないのかな。

子どもは親を映す鏡。

子ども以上に、親が成長しなければならないな。

やはり、子育ては、親育て。

魅力的なプロジェクトだ!

コメント