ネット情報との付き合い方を考えると子育てに正解がないことがわかる

ネット情報で子育て01 日常生活の魅力化

子育ては、パパ・ママにとって不安の塊みたいなもの。

実際、子育ては手探りのことが多く、また望ましいとされてる子育てを自分たちができているのかどうかは、子どもが育ってみないとわからない。

昔はおじいちゃん・おばあちゃん・近所のおじさん・おばさんが、子育てに関する知恵袋のような役割を担っていたけど、核家族化が進んだ今、そういう子育ての知恵みたいなものをくれる人が減ってしまった。

それに、昔は常識だった子育てに関するノウハウやハウツーが、今では間違ってるって評価されることもしばしばあるから、いよいよ子育てに何が正解なのかがわからなくなってくる。

今日は、そんな子育ての不安や悩みを解消してくれそうな、ネット情報との付き合い方を考えてみよう。

ネットに溢れる子育てのノウハウやハウツーに対する違和感

どんな根拠があるのかないのか、とにかく幼児期の不安や悩みを検索すると、出てくる出てくる。

例えば、

  • おしゃぶりは歯並びが悪くなったり、発語が遅れるので使わない
  • 英語は早く始めないと英語脳が育たないので、生後8ヶ月頃までには始めなさい
  • テレビは発語が遅れるから見せない

おしゃぶりを咥えさせた場合と咥えさせない場合とで、比較しようがないんだから、どっちが正しいかなんてわかりっこないと思うんだけど。

英語も、日本語の基礎すらできてない段階で、英語を教え込んだところで意味があるのか?
中には、お腹にいる時から英語の教材を流し続けろなんていう極端な方法も紹介されてたりする。

テレビだって、家事の時間を捻出するためには必要な時だってあし・・・

ネットの子育て情報はいまいちピンとこないものが多い。どっか違和感がある。

その違和感がなんなのかを考えてみると・・・

  • 子どもの将来に不安を抱かせるようなもの
  • 成長が遅れることに不安を抱かせるようなもの
  • あれこれと不安を煽るもの
  • 体験談に過ぎないもの
  • 極端なもの
  • 特定の商材推しのもの
  • 理想論だけで、パパ・ママの実際の生活を無視してるだろと思われるもの

などなど。

特に多いのは、6番目の『特定の商材推し』、つまり営利目的の情報

これは、情報に対するリテラシーの問題かもしれないけど、教材や知育玩具の類を紹介するものは、基本的に営利目的に情報が操作されてると思う。要するに、アフィリエイト。

そもそも、子どもの生まれつきの性格や成長の程度、環境や親の関わり方、遺伝的なものも大きいだろうし、そんな千差万別な子どもに対して、ノウハウやハウツーなんて通用するんだろうか?

どんな子どもにもあてはまるノウハウやハウツーなんかそもそもないんじゃないか?

というのが率直な感想。

というわけで、我が家ではネットの情報に対するスタンスは、

『ふ〜ん、そうなんだ』程度。

ネットの情報に依存する子育てはどうなる?

ネット情報で子育て02

ワンオペ、子育ての孤立化、核家族化、パパの育児参加率の低さ・・・

子育てについての悩みや不安を相談する相手が周りにいないのは現代の子育ての、標準的な形なのかもしれない。

ママ友・パパ友がいても、なかなか相談しづらい内容のときもある。

そんな子育て環境では、ネットのおかげで世界は広がるし、情報の多様性も生まれてるのも事実だと思う。

子どもを寝かしつけてるときや授乳しているときは、スマホを眺めるくらいしかできないなんてこともある。

けど、もう一方で、暇さえあればスマホにかじりついて、SNSのチェックに余念がないのもどうかと思う。

子どものために、何をしてあげればいいか、何をしてはいけないかなど、その子のことはネットには載ってない。

親自身の目で見て判断し、時間をかけてコミュニケーションをとった先にしかわからないことがある。

そういう過程をすっ飛ばして、ネットに転がってる情報を子育ての正解だと信じると、

  1. 親自身が、自分で考えたり試行錯誤をする機会がなくなり
  2. 肩書きのある専門家の子育て論や育児方法に群がり
  3. さらに高評価の価値観を探してますますネットに依存する
  4. 結果、子どもとのコミュニケーションが減り
  5. 子どものちょっとした変化に気づけなくなり
  6. 子どもとの愛着関係は築けず
  7. 子どもにとって最も大事な居場所が失われる

ネットの情報に頼る前に、まずは我が子を観察する

ネット情報で子育て03

ネットに転がってる情報は、所詮1つの意見に過ぎない。

自分の子どものことをピンポイントで言及している情報なんてあるはずがない。

実際に自分の子どもにそれを実践してみたところで、書かれているような効果が出なかったり、期待した変化が得られないことは往々にしてある。

対処療法的なノウハウやハウツーに振り回されているだけ。

普段からネットに依存していると、ネットの情報の信憑性を疑う前に、

  • 『自分の子育てが間違ってるんじゃないか?』
  • 『うちの子がおかしいんじゃないか?』
  • 『うちの子の成長が遅れてるんじゃないか?』

と自分を責めるようになるからタチが悪い。

絶対に自分の子育ては間違ってない!
子どもと一番過ごしてるパパとママが子どもにとってベストな選択をしてるはず!

そもそも、子育てに正解なんてないんだもん。

100人の子どもがいれば、100通りの子育てがあるし、100人のパパ・ママがいれば、100通りの接し方があるはず!

むしろ、あっちでもこっちでもおんなじような子育てが行われてたら、それこそ異常。

目の前の子どもと向き合うことが、やっぱり1番の情報源。

ネットとの付き合い方を考えてみる

ネット情報で子育て04

とは言え、ネットなしに子育てしろと言われても、ちょっとムリ。

ネットなしの子育ては、エアコンのある生活が当たり前の現代人に、うちわとこたつで頑張れと言われているようなもの。

スマホ育児の危険性やSNS依存の副作用など、ネットに関連したデメリットが指摘されるのもわかる。

だからと言って、スマホもネットもない子育ては現実的じゃない。

結局は、0か100かの問題ではなく、付き合い方の問題。

そこで、我が家でネットで情報収集するときに気をつけていることを、情報の種類別に紹介してみよう。

商品やお店のクチコミ情報

クチコミは、確かに有益な情報を得るための重要な情報源だとは思う。

けど、それは信頼のおける人のクチコミだっていうことが前提かな。

どこの誰だかわかんない人が、どれだけ『これいいよ!』と言っても、それは疑ってかかる必要がある。

そもそも評価は、人によって違うし、お金をもらってPRコメントとして書かれていることもあ少なくないからね。

一部のクチコミや、自分の選択を後押ししてくれるようなクチコミばかりをあてにすることはやめる。

あとは、特定のクチコミを鵜呑みにするんじゃなくて、ちゃんと自分自身で考える習慣をつけることも大事かな。

病気の症状やケガの対処法に関する情報

これは結構難しい。

夜中に、突然子どもの様子がおかしくなったときや、すぐに医療機関を受診でいないときは、とりあえず症状を検索してネットの情報をあてにするしかない。

ただ、ネット上には、医学的に正しい情報だけでなく間違った情報も多く出回ってるから、それだけを頼りに自己判断することは絶対に避ける。

病気といえば、一時期、『予防接種陰謀論』『ワクチン有害説』的なのが流行ってた。

『MMR(はしか、おたふくかぜ、風疹の3種混合)ワクチンが自閉症を引き起こす可能性がある』っていう陰謀説。

トランプ大統領まで「健康な子供が予防接種を受けて、体調を崩し……自閉症に」などと、20回以上もツイートして陰謀説を広めたせいで予防接種率は低下した。

結果、アメリカでは、はしかの子どもが急増し社会問題にまで発展した。ほんとにバカバカしい!

子育てに正解はないとはいえ、子どもの命や健康に関わることに関しては、『ふーん、そうなんだ』では済まされない。

予防接種もその1つだと思う。

医療ビジネスに関わる巨大な利権がうごめいてるのかもしれない。

だけど、目の前の子どもが、はしかや風疹にかかって苦しむ姿を見ているよりも、その利権の片棒を担いででも、子どもを苦しみから守ってあげたいと思うのが親心だと思うんだけど、どうだろう?

子育ての方法論に関する情報

ネットで情報収集というと、これが一番利用頻度が高いんじゃないかな。

『子どもが寝ない、食べない、泣き止まない』という悩みは子育て中のパパ・ママなら誰もが一度は経験するハードルだと思うけど、全ての子どもに効果がある万能な方法なんておそらくない。

それこそ、『◯◯をすればパッと泣き止みます』的な情報は、ついついすがりたくなるけど、実際は急場しのぎの対処療法的なものばかり。

そもそも『子育てに正解はない』と思っているので、特定の方法論や解消法などをゴリ押しするようなものは、即スルー。

むしろ、具体的な方法論や解消法を紹介するのではなく、自己肯定感を育む親の関わり方とか自分自身で幸せな人生をおくる力を養う環境づくりとか、そういう大局的な視点を大事にしてるサイトに安心感を覚える。

こういった情報にアンテナが立ってるせいか、いろんなサイトを横断的に見ながらも、いつの間にかテイストが似たサイトや背中を押してくれるようなサイトのブックマークがたまってく。

子どもの疑問に応える情報

これは、便利!ありがとう!

こないだも、

「飛行機って速い?」「何キロ?」

「リニアモーターカーってなんで速いの?」

と聞かれて、早速ググった。

必ずしも正確な答えを求めてるわけじゃないけど、子どもの疑問って、大人でもハッとするものが結構多い。

そんなときは、やっぱりネットで情報検索するのが早くて簡単。こういう情報に関してはためらうことなく即ネット検索。

結論

ネット情報で子育て_家族

人って結局自分にとってしっくりくる情報を求める傾向にあるんだと思う(背中を押してくれる的な)。

子育てに関する情報についても、同様。

あれこれ悩みながら自転車操業的に繰り返される子育ての毎日に、『それでいいんだよ!』的な情報があると、それだけで少し救われた気持ちになる。

『あ〜、同じようなことで世の中のパパ・ママは頑張ってるんだな〜』っていう連帯意識みたいなものも精神衛生的に悪いものじゃない。

そんなわけで、やっぱり、ネットの情報に対しては、『ふ〜ん、そうなんだ』というスタンスを維持しつつも、子育てを頑張り続けるためのサプリメントとしては必要。

『ネットがないと、子育てはできないのか?』

と言われれば、そんなことはないと思う。

現に、両親世代はネットがない環境で試行錯誤を繰り返してきたんだろうし、それが当たり前の姿だったわけだから。

でも、今現在の我が家の子育ては、ネットの情報がなければ成立してないと思う。

もう少し正確に言えば、両親や親戚を始めいろいろな方からいただくアドバイスや育児書、子育て番組と合わせて、ネットでも情報を収集しながら、子どもにとってもパパ・ママにとっても最適な子育ての形はどんなものかを試行錯誤している結果だということ。

子育てに唯一の正解がないぶん、日々トライ・アンド・エラーの繰り返しで今に至ってるから、これからも、いろんな情報に触れては軌道修正をしていくしかないんだろう。

むしろ、そのプロセスが、子どもとの大切な時間でもあり、子どもだけでなく、パパ・ママの成長の糧にもなってる(はず)

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